相続のご相談の際に気をつけていただきたいこと

皆さんこんにちは。 今日は相続の相談に気をつけていただきたいことを関係にお伝えします。 まず、どこに相談に行っていいか、わからない、ということがあると思います。 私は税理士であるからではないのですが、税理士のところに行ってください。 税理士以外の専門家のところに行きますと、もちろん相談はできるのですが、 親御さんとご子息、どのような分割をしたいのか、聞いてくれます。 遺言も書いてくれるでしょう。 でも、相続税はどうなりますか? その後で、「じゃあ、念のために相続性の資産をしてもらおう」と 出来上がった遺言を持って、税理士のところに行ってみると 「これでは相当な相続税がかかりますが、大丈夫ですか?」ということになりかねず、 せっかく手間ひまかけて費用をかけて作った遺言。 ゼロからやり直しになる可能性があります。 弁護士さんは、税理士ではないので、税金についての相談や、助言は、 責任持って行うことはできません。(税理士登録している弁護士さんはできますが) したがって、相続税のことは、資格外になりますから、原則、考慮しない前提で、 依頼主の希望する分割をしてあげる前提で業務をしてくれることになる。 弁護士のところに行っても、相続税は考慮していないのだ、ということを 覚えておいてください。 弁護士さんは、税務署がどんな風に税務行政を運営しているのか、知らないんです。 ですので、最初に行くところは、必ず税理士事務所にしてください。 弁護士費用をかけても、遺言を作り直すことになれば、全くの無駄!です。 税理士事務所のところに行っても、司法書士、弁護士が必要となる業務については ちゃんと弁護士や司法書士を呼んで、チームで仕事をしてくれます。 (すべての税理士がそうではありませんので、よく選ぶ必要があります) 最初から相続税を考慮して、対策を組み上げるのと、 相続税を考慮せずに組み上げてしまってから、壊してリカバリーするのとでは、 どちらが良いのか、自明でしょう。 (弁護士の先生でも、ちゃんと税理士を呼んで、一緒にやってくれればそれでいいとは思いますが、 なかなかそんなふうにやってくれる先生、いますでしょうか???) ぜひ、参考にしてください!
pagetop